都会暮らしと田舎暮らし そして道のりの長い仕事探し
最近Devon南西部の小さな街、Totnesに引っ越してきました。
まぁまぁ都会でイベントや常に新しいもの、クリエイティブなものに溢れたBristolと
全てが徒歩圏内でのんびりした雰囲気のTotnesと迷って両方の街で生活してみた結果
どちらにもそれぞれの良さもあれば難点もあり、結局どちらを選んでも違った面白さがあるし、どっちもいい!ということがわかりました。
正直なところ選べません。
もともと田舎育ちの私には都会は少し大きすぎる、空気が汚い、バスで移動するのでお金がかかるという難点を感じ田舎暮らしをすることにしました。
Bristolの友達のもとを離れるのがとにかく寂しく、恋しくなる時が多々ありますが、同じ国内なのでまたいつでも遊びに行けるし今を楽しむことに集中し振り返らず前に進もうと思います。
Bristolでの仕事探しはとにかく履歴書を配りまくりました。
そして数日〜一週間後くらいにまたそのお店を訪ねて履歴書見てくれた?面接はいつしてもらえますか?的なことを言いに行きました。マネージャーに会えれば話しは早いです。
インタビューまで話が持っていければ第一ステップ突破
インタビューをして、トライアルやってみる?といわれたらちょっと見込みありと思われていると考えていいでしょう。
トライアルでは仕事の出来具合を見られます。トライアルで問題がなければ採用、正式に契約書まで書いて完了!です。時間はかかりますし根気がいります。
私はこのプロセスを経てようやく料理教室のあるカフェでの仕事をゲットすることができました。
ですが、、
痛めていた膝が悪化したのと、店の方向性が自分の方向性と少々違う、、、ということで契約書を書く前の段階で採用はお断りしました。
カフェでの採用が決まった日に、とあるオーガニックテキスタイルのお店から面接の話がきました。面接で聞かれたのは
なぜオーガニックであることが大切なのか?
自分の今までの接客経験で難しいと感じたこと、自分の接客を通してお客さんを満足させられた経験はあるか? などなど
次の週になり面接の返事が届きました
「連絡が遅くなりごめんなさい。他に面接を受けたもう人もあなたも今回募集している役職にふさわしく決断にはとても時間がかかりました。
しかし残念ながら今回はあなたを採用することはできません
今後の仕事探し頑張ってくださいね!」
泣
正直なところショックでしたが
やはり、同じような条件の二人であったとしても
ビザの限りのある外国人である私よりも現地人を採るのは当たり前のことだよね〜
と納得しました。それ以外にも理由はあったかもしれませんがね。
面接の返事をもらった際には面接結果理由のfeedbackをもらうのが普通なようです。
なかなか仕事ゲットには辿りつけませんが、
焦らず自分のペースでがんばりたいと思います。
Food As It Should Be 〜食べ物のあるべき姿について
わたしが滞在するのBristol では現在
一週間に渡って Bristol food connection というイベントが行われています。
街の各地で食べ物に関するワークショップやお話、マーケットやフードツアーが行われてます。
環境と健康、地域経済の活性化やサステイナビリティに関連したものが多く、たくさんのイベントが毎日行われています。
私も今日初めてイベントの1つに行ってきました!
Soil association というイギリス最大のオーガニック認証機関のメンバーの方のお話を聞いて来ました。
(この機関の拠点はブリストルだそうです!知らなかった!!)
Soil Association 発足時のお話、有機農業とオーガニック食品がもたらす人間、そして動物への利益、
なぜオーガニックであることが食べののあるべき姿なのかという内容でした。
※Soil Association (英国土壌協会)
戦後、化学肥料や農薬の使いすぎにより土壌環境が悪化し、イギリスでは農産物の品質や低地環境への影響が見られるようになり、事態を重くみた人たちが土地を守るために発足した世界で一番最初に作られたオーガニック認定機構です。
数あるオーガニック機構の中でも審査が厳しいことで有名です。
基本理念「健康な土が健康な植物を育み、それが健康な体を生む」
イギリスで飼育されている豚のうちの70%以上が毎日陽の光を浴びることもできずに、狭く衛生環境の悪い室内で間違った飼料を与えられています。
豚に限らずこの様な環境で育った動物達は大きなストレスをかかえます。それに衛生環境が悪く病気がちになります、そしてたくさんの薬を与えられます。
そしてその彼らを私達人間が食べます。
私たち日本人のほとんどにとって肉を食べるのは当たり前なことです。
節約のために多くの人が安いお肉を選びます。私もお肉を食べていた頃はそうでした。
そのお肉がどこから来たものなのか、どんな環境で、どんな餌で育ってきた動物なのか、考えた事もありませんでした。
“安くてそれなりに美味しければそれでいい” そう思っていました。
野菜や果物に関しても
高価で手に入りにくいオーガニック野菜や果物よりもスーパーなどで安く買えるものを選んでいました。
農薬をたくさん使い、トラクターの油や排気ガスを含んだ土で育った野菜や果物には有害物質が含まれます。
(スーパーで買った野菜や果物は持ちが悪いですが、地元農家のオーガニック野菜はとても元気で持ちがよいです!!!)
正直私自身、全ての食材をオーガニックで揃えることは出来ていませんが、手の届く値段のもの、よく食べるものはオーガニックのもの、個人商店で地元のファームで取れたものを購入するよう心がけています。
それが地域社会、環境、消費者や農家さんにとっての幸せに繋がるのだと思います。
食の大切さについて、色々な面から改めて考えさせられました。
ハーバルレメディー作りに参加してきました!
おはようございます
ルーマニア旅行記の後半をUPしないままほぼ一ヶ月が経過してしまいました。。
時間を見つけてまた更新したいと思います(笑)
現在はイングランド南西部のブリストルという街に滞在し、仕事を探しながらボランティア活動に参加してます。
仕事さがしに関しては本当に自分がやりたいことは何か+どこに住みたいかを考えながらのんびりやっています。時々自分がどうしたいかわからずものすごく落ち込む時もあります。
昨日、”Herbalist without borders” というグループのMedicine makingに参加してきました!
この団体はクリニカルハーバリスト、コミュニティハーバリスト、ハーブ栽培家、海外移住者をサポートするローカルプロジェクトチームが協力して出来上がったグループです。
主な活動内容は戦争、災害による難民や亡命者のために地元のハーブ農園で採れたハーブでハーバルレメディーを作ったり、健康や精神的問題のサポートをしたりetc
今回の活動では
スプリングトニック(*1)をフィルターで漉してボトルに詰めたり、肉体疲労用の軟膏(*2)を作りました。
メンバーは2、30代くらいのかたもいれば4、50代の方まで様々。
みんなそれぞれハーブに興味があり、勉強し始めたばかりの方からすでにたくさん知識を持ってる方までいてとっても刺激になりました。
私は昨年日本でハーバルセラピストの試験の勉強をし合格しましたが、こちらに来てからはまだ本格的に勉強していませんでした。そろそろ始めようと思います!
最近は自分がベジタリアンでいる理由や、食べ物に気をつける理由、何が自分のこだわりかがわからなくなっていました。
ストレスで食べ過ぎてしまったり。
私の興味は植物が持つ力、フィトケミカルと
季節や体調に合わせた食事です。
やはり自分はこれをベースに生きていきたいと再確認しました。
そして少なくとも2ヶ月間はブリストルで頑張ろうかな!?ということで仕事さがしも頑張ります。理屈や損得で物事を考えるよりも楽しいほうへ、でもそれも立ち止まっていたら何が楽しいほうなのかもわかりません。
最終的に行き着くのはやっぱりトットネスだなと最近感じるのです。それがわかってきたのもいいこと^^
次なる目標は9月までにフランスに行くことです。でもできれば7月!
(*1)ハンドメイドのアップルサイダービネガーにダンディライオン、ネトル、ガーリック、ジンジャー、セージあと名前を忘れましたが苦味のあるハーブを浸けたもの
(*2)コンフリーオイル、ウィンターグリーン、ローズマリー、ブラックペッパー、ジンジャー、ラベンダー、アルニカエキス、保存剤と湯せんで溶かしたシア、ビーズワックス、ココナッツオイルだったかな?を混ぜた軟膏
ルーマニア旅行記 前半
かなーり久しぶりの更新となりました。
先週から1週間、イギリスを飛び出して友達を訪ねてルーマニアへ旅行に行きました
英語圏以外の国へ行くのはいつだって新鮮!かつ不安です。
BristolからRayanairという格安エアラインを使っていきました。なんと往復£79!
飛行機の登場4日〜2時間前までに自分でオンラインチェックインをしてBoading passを印刷しなきゃいけなかったり、預ける荷物がなくてもVisa checkをしなきゃいけなかっtり、荷物も数や大きさ、重さなどetcいろいろ気をつけることはありますが、節約家には大助かりです!
家を出る前に念のためBRPカードを持って行ったのですが、これが正解でした!
飛行機搭乗チェックインカウンターと、イギリスに帰ってきたときの入国審査で現在のビザを見せてと言われました。持ってなかったら足止め食らってたかもしれません。。
Bucharestに到着したのは夜の21:30ごろ。友達がボーイフレンドと一緒に迎えに来てくれて大助かり。
夜のBucharestの風景を楽しみながら(思った以上に都会!)その日の夜は友達宅に滞在させてもらいました^^
友達のお父さんが作ったルーマニアのハウスワインと友達作のほうれん草とチーズのパスタをFriendsを見ながらご馳走になりました
これまでのイギリスでの生活、ルーマニアの話、旅行の話、日本の話、深夜2時ごろまで語り就寝
次の日は友達がブカレストの街を案内してくれました!
銀行でお金をルーマニアレイに換金、ちなみに1LEYは日本円30円くらいです
街のそこらじゅうにペイストリーがあります。チーズ系のパイや甘い系のパイ、一つ1LEY~3LEYくらいなので格安!
私はパンプキン味に挑戦しましたが、ハズレでした。お店によってあたりはずれがあるみたいです。
共産主義時代に建てられた立派な建物がたくさんあります。
こちらは1989年ルーマニア革命にでた多くの犠牲者を弔う記念日です。
私が生まれる少し前の話です。現在も共産主義時代の政治家が国を操っています
昨年の冬、-30度という極寒の中で大規模なプロテストが行われました。子供から大人まで600000人もの人々が参加しました。
現在も政治問題は改善されないまま。
友達おすすめのカフェでルーマニアビールとサンドイッチを頂く
ビールはあっさりしててクセがなくて、ピタサンドイッチは生地がもちもちしてて美味しい!ちなみにこれで1人前なので二人でシェアしました。
ビールとサンドイッチ半分で日本円で500円くらいです。安い!このカフェはルーマニアの有名人が集まる場所らしいです。この日も女優さんを見ました。
友達と解散して歩いてAirBnBへ向かいました。
通路のカウチで寝るスタイルです。
部屋とは言えませんが1日約1000円という超格安宿です。建物は古いですが比較的綺麗でホストも親切でフレンドリーで文句なしでした!
ここでもルーマニアのハウスワインと、ルーマニアチーズと、美味しいパンとルーマニア伝統料理をいただきました。ホストは元女優ですが今はBrasovという街の近くでパートナーと新しいビジネスを始めるところだそうなです。
わりとクレイジーな猫たち
3日目
朝早く起きてBrasovへ向かいました。Bucharestから電車で約3時間。
ホストが教えてくれた安いローカルな鉄道会社の電車に乗ったら鈍行でエアコンなしでした。チケット売り場がメインのチケット売り場と違う場所にあるし英語も通じなかったので買うのに手こずりましたが
いろんな人に聞いて何とか予定通りの電車に乗れました。助けた代わりにお金を請求してくる人もいるという話をよく聞くので、道を尋ねる時はなるべく駅の係員やガードマンや警察を選ぶことをおすすめします。
電車の窓からの風景は次第にのどかになって、本当に綺麗でした。この時期はちょうどいろんな花が咲いました!
普通の家もあればボロボロの家、廃墟化した建物も多く見かけました。
ただ美しいだけではなくこの国の貧富の差や悲しさを感じました。
そうこうしているうちに目的地、Brasovに到着
まずはバスに乗って中心街へ行こうと思ったのですが、バス乗り場がどこか分からない。。うろうろしていたら日本人っぽい女の子3人組を発見!日本人ですか?と話しかけたら台湾人でした。
バス乗り場を尋ねたら、チケットを買うところからバスの乗り方まで全てサポートしてくれました。初対面なのに本当に親切!彼女たちとは次の日の目的地が同じだったので一緒に行こう!と連絡先を交換してバスに乗り込みました。
バスに乗ったはいいのですが今度は降りる場所にちょっと戸惑っていたら、乗客のおばさんがどこへ行きたいの?と話しかけてくれました。行き先を告げたら、私についておいでと、バスを降りて一緒に歩き始めました。
彼女はもともとはルーマニア出身ですが現在は南アフリカに住んでいて、家族を尋ねにBrasovにきていたのだそうです。大体の道順を教えてもらって彼女と別れ
10分ほど歩いたところで予約した宿を発見!
AirBnBで予約しましたが、ホステル的なビジネスみたいです。お部屋も広くて裏庭も綺麗で、ゆっくり滞在したいな〜と思いました!この日は私以外に一組しかゲストがいなくてほぼ自由!
ホストの女性はおしゃれでクリエイティブな人でした。私と同じで環境問題やサステイナビリティに興味があり、今後そういった活動の発信源となっていきたいと言っていました。
彼女の友達がスープのデリバリーをしているということで、せっかくなのでオーダーしてみました^^ デリバリーというとジャンクフードがほとんどだけど忙しい人にも体にいいものを摂って欲しいという願いからこのビジネスを始めたそうです。毎朝新鮮な野菜を調達してから調理するそうなので大体昼過ぎからオーダー可能だそうです。
レンズ豆やトマトやパプリカのスープです。美味しい〜!
スープを食していざ Brasovの旧市街へ!
後半に続く
Day trip to Cornwall
昨日はとある語学学校のスクールトリップに参加し、イギリスで最も美しい絶景が見られるエリアのうちのひとつ、コーンウォールへ行ってきました!
コーンウォールは保養地としてイギリス人からも外国人からも人気が高い場所です。
Totnesの隣町からバスで約3時間弱
出発時は大雨でしたがコーンウォールに着く頃には青空が広がっていました!
まず向かった先はMarazion、ビーチからはイギリス版モンサンミッシェルともいわれる St MIchaels mountが見えます。
島にある修道院は今から1000年以上も前に建てられたそうなです。干潮時はMarazionから歩いて10分ほどで島に渡れるそうですが、この時はすでに満潮でした。満潮時もボートで島まで行けるみたいです。
少しビーチを歩いた後、コーンウォール名物コーニッシュパスティを買いにPhilips Pastieへ
私はベジタリアンとビーガンの中間(笑)ですが、ありがたいことにベジタリアン、ビーガン向けのメニューもありました。ビーガン向けのパイにはジャガイモと玉ねぎしか入ってないと聞いてベジタリアン(チーズと玉ねぎとジャガイモ)をえらびました。
生地はパリっとしてて出来立てで美味しかったです。ちょっと塩辛くてバターが効いてて、しかもかなりボリューミーで食べきれませんでした。これはフィッシュアンドチップス並みのジャンクフードです。(値段は安いしボリュームがあるので節約したい人にはもってこいです!)
お店によってはいろんな種類の野菜が入ってたりするみたいです。
ちなみに定番は牛肉、玉ねぎ、じゃがいも、スイードが入っています
Marazionの可愛らしい小さい町を後に後にして
イングランド最西端、ランズエンドへ。海岸沿いのフットパスを歩きました。天気も良く芝生が生い茂り、道には小川が流れていたり、海は青くて綺麗で最高でした。
この日旅を共にしたメンバーはみんな隣町の知らない生徒たちばかりでしたがみんなフレンドリーで年齢層も15歳〜34歳とバラバラ!私の通っていた学校にはスペイン人、スイス人、ドイツ人がいましがこの日のメンバーはドイツ人、フランス人、ブラジル人、サウジアラビア人、コロンビア人と国際色豊かでした。
そのうちの一人のフレンチガールとは興味や考えが似てて一緒に行動を共にしました。こちらに来てからこんなに話の合う同世代に出会うのは初めてかもしれません。服装もとってもおしゃれ!
ドライバーのイギリス人男性はジョークが好きでとてもフレンドリーで優しい方でした。フレンチガールのホストファーザーでもあるらしいです。
ランズエンドをあとにして次に向かったのは
アートとサーフィンの町として有名なセイントアイブス(St.Ives)
この町にはたくさんのアーティストが集まり、アートギャラリーやセンスのいいお店がちらほらありました。そしてなによりビーチがとっても綺麗!ほんとにここイギリス?と思ってしまうほど綺麗なコバルトブルーでした。たくさんのサーファーが波乗りしてました。
町を少し歩きフレンチガールとドライバーガイと一緒に国立近代美術館、TATE St. Ivesへ行きました。
コーンウォール出身のアーティストや海外アーティストの絵画や彫刻、映像作品などが展示されていました。建物も展示の仕方も素敵でなるべくゆっくり見たかったのですが時間がなく、急いで作品を見てポストカードを購入してバスに戻りました。
次回St. Ivesに来るときは泊まりで来ようと決意しました!今回行った三箇所以外にもコーンウォールには古い遺跡や綺麗なビーチ、歴史のある教会、美術館や博物館などとにかく見所がたくさんあります。
時間とお金があれば1週間ほど滞在してコーンウォール全体を散策するのもいいなと思いました。
かつてコーンウォールはスズ鉱業が盛んでしたスズ価格の暴落で事業は衰退し、今はいたるところに廃墟化した煙突がみられます。漁業も盛んでしたがそこにもダメージがあり、現在のコーンウォールは仕事も少なく産業は衰退しているそうです。ロンドンで働くお金持ちが別荘として家を購入し、バカンスのシーズンにだけ戻ってきて滞在するためオフジーズンは町が閑散としています。
TATEは町の復興の目的も兼ねて建設されたそうです。
イングランド南西部に来て正解だなぁと日々感じています。
Devon地方 Totnesに来ています
これまでのことも色々書きたいのですが、忘れないうちに現在のことを綴って行きたいと思います。
現在は日本にいた時からここには絶対行きたい!と思っていたイングランド南西部、Devon地方のTotnesという小さな街に滞在しています。
Totnesはトランジションタウン発祥の町として有名です。
トランジションタウンとは、石油や化学燃料に頼らない持続可能な社会を作ろうという市民運動のことです。
https://www.transitiontowntotnes.org
この町はチェーン店が少なく、個人経営のカフェ、ベーカリー、ギフトショップ、自然食品店、肉屋が多いのが特徴です。
地域通貨が発行されていたり、スキルシェアのワークショップがあったり、Shareshedといって、図書館で本を借りるように、物を借りることのできる小屋があったり(メンバーシップの登録としてIDの確認、£1〜£10の寄付金と、借りるときには£0.5〜£5が必要になります。)
そのほかにもコミュニティブックショップもあります。
https://m.facebook.com/Totnes-Community-Bookshop-at-Belle-Book-Castle-542506369163858/?locale2=en_GB
そして毎週金曜日と土曜日には街の中心部でマーケットが行われ、野菜や果物からマーケットフード、古着やアンティーク雑貨まで色々な物が売られてます。月に一回日曜日にFood market も行われます。
街の人々は優しくてフレンドリー!初めてTotnesに来たとき、すれ違う人たちがみんな笑顔だった事が印象的でした。
田舎なので少し足を伸ばして林の中を散歩したり、車があれば小さなビレッジや海に行けたりとっても素敵なエリアです。都会暮らしに疲れたロンドンのお金持ちが定年後にこの周辺のコテージに移たりするみたいです。Totnesの家賃は高いらしいです。(仕事場の友達は大家さんの家事手伝いを週に一回8時間するだけで家賃タダ!という物件を人づてで見つけたそうです)
Dartmouth のビーチ
田舎の風景
私はこの街にある語学学校のうちの1つに1週間だけ通い、現在は学校の紹介でTotnesの自然食品店でインターンシップで働かせてもらっています。
スタッフは老若男女さまざまですがみんな優しくてフランクで楽しく働いてます。
このままスタッフとして雇ってもらってTotnesを拠点にしようか、Bristol に戻って仕事探そうか悩み中です。
インターンシップ先でマネージャーに仕事の空きがあるかたずねたところ、私が入る前に新しいスタッフを雇ったそうなんです。バンクスタッフといって週に数回だったり、人が足りない時に駆り出されるところからスタートして仕事が出来ればシフトが増やされるというシステムで、私も雇ってもらえる可能性はあるし、これから街は夏に向けて繁忙期になるので別の店でも働かせてもらえるかもしれないのですが、Totnesに来る前まで滞在してたBristol に戻りたい気持ちもあり悶々としています。
なぜBristol に戻りたいかというと家族のように信頼できる人たちがいて住む場所も確保できるのと、程よく都会なので仕事やイベントなどの数もTotnesに比べて多いことです
(Bristol のラッシュアワーの混雑具合は最悪ということで有名ですが笑)
ちなみに現在はホームステイで定年退職後の女性の家に滞在してます。
街の中心部からも近く、部屋も広くて暖かくなかなか良い条件なお家だと思います🏠
私はベジタリアンなのですが、彼女はベジタリアンではないので何を料理したらいいか分からないわ!という事で交渉して私が自分で食材を買って調理する代わりにお金を毎週もらうという事で和解しました。
キッチンを使われるのを嫌うホストマザーもいるという事をちらっと聞きましたが、私のホストマザーも本当はあんまり快くは思ってないようなので、いつもパパッと作れるものばかりです。
日本にいた時は夜はご飯と汁物とメインとサラダをなるべく食べるようにしてましたが現在はスープとパンだったり、サラダとカレーだったり!先日シェパーズパイを作りましたがオーブンはあんまり使わないで欲しいと言われまして手間のかかるものは作らない事に決めました(T . T)
ですがイギリスでは色んな食材が手に入るのでとっても楽しいです♩
インターンシップ先で売り物にならないオーガニックの野菜や果物をもらえたりするのでそれも大助かり!
インターンシップは3月いっぱいまで
さて4月以降どうしようか。色々と行動しながら決めたいと思います♩
イギリス滞在記 Dec 2017
2017年12月10日からYMSでイギリスに滞在して早いもので3ヶ月が経とうとしています。
いままでスケジュール帳に日々の出来事を綴ってましたが、ついに電子化することを決意。なるべく続けるようにがんばります。
これまでの出来事をざっと振り返ります。
12月10日、日曜日に家族と友達に見送られて涙しながら日本を飛び立ちました。
航空会社は香港系のキャセイパシフィック。隣の席に座ってた香港人の女の人は日本で働いてるけど香港に小さい子供がいて日本と香港の行き来をしているらしい!パワフル!!彼女は日本語がぺらぺらだったしフレンドリーな方で和みました。
香港でトランジット4時間。
その後約15時間。飛行機の中ではとにかく今後のことや自分の決断について不安だったことを覚えています。これからどんなことが起きるのだろうかと
機内食の朝食はコンジー(お粥)でテンションが上がりました。なぜか毎食ハーゲンダッツ(毎回いちご味。。)も付いてきました。
出国前日に購入した地球の歩き方(今となっては不要)を見ながら入国カードを記入。
ほぼ予定通りにヒースロー空港に到着!
イギリスの入国審査は1時間以上はかかるとかなんとか、、という噂を聞いていたのでヒヤヒヤしながら列に並びました。運悪く一番不機嫌そうな女性の入国審査官の列になりまして
指紋を取るときに私の指が手荒れがひどすぎてなかなか読み取れず、、審査官の顔はどんどん不機嫌に。これで入国できなかっららどうしようと不安が頭をよぎる。。
審査官がアルコール消毒のジェルを使いなされと差し出してきて気を取り直して何度か挑戦しなんとかクリア。ほんとに大丈夫だったのか?と思いながらも入国完了。
そういえば日本でYMSのビザ申請しに行ったときも指紋がうまくとれず、職員にもしかしたら申請が通らずまた来てもらうことになるかもと言われたけど何とかなりました。
到着予定時刻よりだいぶ余裕持ってコーチバスを予約したけどかなりスムーズ入国完了し荷物も戻ってきて、4時間ほどまちぼうけ。
外は寒いし雨でした。これぞイギリス!って感じのgrayな天気
直前までコーチバス乗り場を勘違いしててバスを逃すところでしたがぎりぎりのところで気づいてBristolいきのバスに乗れました。コーチバス乗り場は一旦地下に下がって歩く歩道を延々と歩きまた地上に上がるとたどり着きます。
バスに乗って3時間ほどでイングランド南西部のBristolに到着
そこから市バス(First bus)に乗って20分ほどで宿に到着!
初めてAirBnBを利用しましたがとっても居心地のいい家でした!ホストは50代の女性の方。スコッティッシュとウェリッシュのハーフで若干ウェールズ訛り。パートナーはリバプール出身でリバプール訛り。(イングランド北部の訛りは聞き取るのが難しい!)20代の息子さんといつも不機嫌な顔してる猫ちゃんもいました。
ホストとは共通点が多かったりしてあっという間に仲良くなって、今ではイギリスのお母さんのような存在です。
滞在中は元ゲストでサーカス団に所属してるギリシャ人と香港人の女の子のショーに一緒に連れてってくれたり、フィッシュアンドチップスをご馳走してくれたり、彼女とパートナーがコッツウォルズに用事があった時に私も連れて行ってくれたり、宿を離れる時はものすごく寂しかったのを覚えています。
Bristolは人口約42万人のそこそこ大きい街です。のちのち詳しく紹介します。