Day trip to Cornwall
昨日はとある語学学校のスクールトリップに参加し、イギリスで最も美しい絶景が見られるエリアのうちのひとつ、コーンウォールへ行ってきました!
コーンウォールは保養地としてイギリス人からも外国人からも人気が高い場所です。
Totnesの隣町からバスで約3時間弱
出発時は大雨でしたがコーンウォールに着く頃には青空が広がっていました!
まず向かった先はMarazion、ビーチからはイギリス版モンサンミッシェルともいわれる St MIchaels mountが見えます。
島にある修道院は今から1000年以上も前に建てられたそうなです。干潮時はMarazionから歩いて10分ほどで島に渡れるそうですが、この時はすでに満潮でした。満潮時もボートで島まで行けるみたいです。
少しビーチを歩いた後、コーンウォール名物コーニッシュパスティを買いにPhilips Pastieへ
私はベジタリアンとビーガンの中間(笑)ですが、ありがたいことにベジタリアン、ビーガン向けのメニューもありました。ビーガン向けのパイにはジャガイモと玉ねぎしか入ってないと聞いてベジタリアン(チーズと玉ねぎとジャガイモ)をえらびました。
生地はパリっとしてて出来立てで美味しかったです。ちょっと塩辛くてバターが効いてて、しかもかなりボリューミーで食べきれませんでした。これはフィッシュアンドチップス並みのジャンクフードです。(値段は安いしボリュームがあるので節約したい人にはもってこいです!)
お店によってはいろんな種類の野菜が入ってたりするみたいです。
ちなみに定番は牛肉、玉ねぎ、じゃがいも、スイードが入っています
Marazionの可愛らしい小さい町を後に後にして
イングランド最西端、ランズエンドへ。海岸沿いのフットパスを歩きました。天気も良く芝生が生い茂り、道には小川が流れていたり、海は青くて綺麗で最高でした。
この日旅を共にしたメンバーはみんな隣町の知らない生徒たちばかりでしたがみんなフレンドリーで年齢層も15歳〜34歳とバラバラ!私の通っていた学校にはスペイン人、スイス人、ドイツ人がいましがこの日のメンバーはドイツ人、フランス人、ブラジル人、サウジアラビア人、コロンビア人と国際色豊かでした。
そのうちの一人のフレンチガールとは興味や考えが似てて一緒に行動を共にしました。こちらに来てからこんなに話の合う同世代に出会うのは初めてかもしれません。服装もとってもおしゃれ!
ドライバーのイギリス人男性はジョークが好きでとてもフレンドリーで優しい方でした。フレンチガールのホストファーザーでもあるらしいです。
ランズエンドをあとにして次に向かったのは
アートとサーフィンの町として有名なセイントアイブス(St.Ives)
この町にはたくさんのアーティストが集まり、アートギャラリーやセンスのいいお店がちらほらありました。そしてなによりビーチがとっても綺麗!ほんとにここイギリス?と思ってしまうほど綺麗なコバルトブルーでした。たくさんのサーファーが波乗りしてました。
町を少し歩きフレンチガールとドライバーガイと一緒に国立近代美術館、TATE St. Ivesへ行きました。
コーンウォール出身のアーティストや海外アーティストの絵画や彫刻、映像作品などが展示されていました。建物も展示の仕方も素敵でなるべくゆっくり見たかったのですが時間がなく、急いで作品を見てポストカードを購入してバスに戻りました。
次回St. Ivesに来るときは泊まりで来ようと決意しました!今回行った三箇所以外にもコーンウォールには古い遺跡や綺麗なビーチ、歴史のある教会、美術館や博物館などとにかく見所がたくさんあります。
時間とお金があれば1週間ほど滞在してコーンウォール全体を散策するのもいいなと思いました。
かつてコーンウォールはスズ鉱業が盛んでしたスズ価格の暴落で事業は衰退し、今はいたるところに廃墟化した煙突がみられます。漁業も盛んでしたがそこにもダメージがあり、現在のコーンウォールは仕事も少なく産業は衰退しているそうです。ロンドンで働くお金持ちが別荘として家を購入し、バカンスのシーズンにだけ戻ってきて滞在するためオフジーズンは町が閑散としています。
TATEは町の復興の目的も兼ねて建設されたそうです。
イングランド南西部に来て正解だなぁと日々感じています。